言葉の探求≫あなたならどんなテーマにしますか?

豊田市美術館の
「ねこのほそ道」展覧会
に行ってきました。

人間社会の中でも
野生を保ったまま、自由に自然体に
生きている猫のような現代美術の紹介
というテーマの展覧会でした。

テーブルクロスや雑巾を
油絵で立体的に描いていたり、
重たい石のように見えるのに、
持ってみたらとても軽かったり。

自由な発想で思いもよらない驚きがある
アートがたくさん展示されてました。

5月21日(日)までの展覧会になります。

▼豊田市美術館のHP
オフィシャルサイトはこちら

「ねこのほそ道」というタイトルから
猫的な視点でアートを眺めてみる仕掛けを想像していたのですが、
そういう訳ではなかったようです^^;

ちょっと、私のイメージとは違いましたが
自由な発想のアートをたくさん見れて楽しかったです。

改めてテーマって
大事だなって思いました。

テーマ(言葉)を見て、
人は勝手に想像しイメージを膨らまします。

このイメージが運営側のコンセプトと
一致しているかがとても大切です。

運営側のコンセプトが
ターゲットに伝わりやすくする言葉で
テーマ(タイトル)を作る。

テーマ(タイトル)によって、
競合他社と重複しない方向性を示すことにもなります。

例えば、コンビニ各社のキャッチフレーズ

・セブンイレブン、いい気分(昔)
・あなたと、コンビに、FamilyMart
・マチのほっとステーションLAWSON

テーマを見るだけで
それぞれ、他社とは違うポジショニングを
目指しているのが分かります。

・セブンイレブン、いい気分
行くと何故かいい気分になる。
用もないのにふらっと立ち寄りたくなる
そんな店舗を目指しているように感じます。

・あなたと、コンビに、FamilyMart
「コンビに」という言葉から
お客様と一緒に、便利な存在という
顧客に寄り添った店舗がイメージできます。

・マチのほっとステーションLAWSON
地域の中でほっとできる場所というイメージが
自然と浮かぶキャッチフレーズです。

セブンイレブンは、
現在「近くて便利」に変わったようです。

コンビニに共通するビジネスモデルは、
「便利」という機能ですが、
機能だけだと差別化が出来ず、
価格競争になってしまいます。

そうならないためにコンセプトがあり、
差別化するためのテーマがあります。

セブンイレブンのキャッチコピーが
「近くて便利」に変わったのも
差別化するための戦略があるはず。

近くて、にどんな意味があるのか?

皆さんはどう思いますか?

では、また。

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