【2023年5月版】第2回しあわせ視点経営入門

いつもありがとうございます。
イーコンセントの永峯です。
 
先日、斉藤徹さんの
Zoomセミナーに参加させていただきました!
 
斉藤徹さんのプロフィールはこちら
 

「人間的な対話で、信頼関係をつくる」コミュニケーション技術の高め方

 
今回は
『やる気に満ちた、やさしい組織』
つくるための中核的な要素である
『コミュニケーション』
についてお話しいただきました。
 

これからの組織は「統制」から「自走」へ

 
従来の組織は
「統制」
計画し、警戒し、統制する『工業社会』の組織モデルでした。
リーダーに求めらるものは
部下を巧みに説得する能力
 
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
 
現在、理想とされている組織モデルは
「自走」
学習し、共感し、自走する『知識社会』の組織モデル。
リーダーに求めらるものは
相互理解とやる気を促進する能力
 
今、私たちが学ぶべきは「説得術」ではなく
相手の気持ちや
場の文脈を深く理解したうえで
「クリエイティブな第三案」
を創りだすことです。
 
その為に必要なのが
「人間的なコミュニケーションの技術」
であること。
 
その技術を
斉藤徹さんに色々と教わりましたが
私にとって今一番必要だと感じたのは
対話とその中での話す・伝える力でした。
 

対話(ダイアローグ)

 
対話(ダイアローグ)とは
その会話に参加している各人の
想い・意味を共有するためのもの。
共有されると、関係性が深まり、自律性が高まる。
 
議論(ディスカッション)はとても大切だが
対話なしの議論は対立を生み
優劣を決めるものになりがちとなってしまう。
 
結論を急がずに
自分の意見(思い込み)を一旦忘れ
対話して意見を共有することで
新たな可能性を見出していくことなのです。
 

話す・伝える力

 
話す・伝えることにおいて重要なことが2点

①ゆっくりと短く話す
②考えを押し付けない

 
とっても当たり前なことだけど
いざ話すとなると全然できてないなぁ
としみじみ実感しました。
 
①ゆっくりと短く話す
 
相手に理解してもらおうと
詳細を話そうとして
どうしても長く早口になってしまいます。
 
人間の脳の機能では
記憶に残るのは「最後の30秒」だけ
といわれています。
 
話が長くなりそうになったら
途中で相手に意見を求めて
時間を分断しながら対話することで
お互いの理解力を深めることができます。
 
②考えを押し付けない
 
伝えたいことがあるとき
相手の気持ちを軽視して
自分の考えを押し付けてしまいがち…
 
相手を変えようとする
「あなたメッセージ」で話しても
行動には結び付きにくい。
逆の
「わたしメッセージ」で
伝えることから始めよう!
 
「わたしメッセージ」の伝え方

①相手の言動に対する「非難がましくない表現」
→“人”ではなく“問題”を対象とする
②その行動がもたらす「具体的な影響」
→お互いにとってマイナスなことを表現
③その負担についての「自分の一次感情」
→怒りの前にある不安、心配、悲しさなど

 
例として
×その言い方は「パワハラ」にあたりますよ!

〇①強い言い方をされると
 ②怖く感じて思ったことも言えず貢献できてないなぁと
 ③すごく悲しい気持ちになってしまうんです。

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