5月16日にアップルがiPhoneの新サービスを発表しました。
それは「iPhoneを決済端末として利用できるサービス」。
支払いしたいお客さんが
タッチ決済対応のクレジットカードなどを
お店側のiPhoneにかざすだけで
支払いが完了するサービスです。
iPhone10以降のモデルで
NFC機能が内蔵している機種で可能なようです。
iPhoneにスクエアやエアペイの
アプリをダウンロードし登録・設定するだけで
iPhone同士で決済が完了します。
今までは、クレジットカードを読み込む
カードリーダーや専用の決済端末が必要でしたが、
これらが不要になるため、導入コストが減り、
スピーディーな決済が可能になります。
しかも、アップルは決済手数料を取らないそうです。
これは、導入する店舗が増えそうです。
消費者、店舗ともにメリットが多い
今回の新サービスをアップルが手数料を取らずに
進める理由は何でしょうか?
実は、iPhoneの売り上げはここのところ減少しています。
物価高の影響もあると思いますが、
アップル製品の値段が高いのも一因かも。
シャオミが公式Xで「20万円も必要ですか?」と
社名こそ名指ししていませんが、明らかな比喩で煽っているように
高価格帯スマホの限界が近づいているのかもしれません。
そういったこともあり、
アップルユーザーの囲い込み策としての
一手であるようにも思えます。
どこの業界も変化が激しくなっており、
特に物価高の現代は節約志向の商品か
富裕層向けの高額商品かの二極化になっています。
トヨタのハイブリッドのアメリカでの好調ぶりも
節約志向派が増えている証拠です。
アメリカ政府が旗を振って促進していた電気自動車は
コストダウンができずに割高感が目立つようになり、
トヨタのハイブリッドが割安に感じられ、
トヨタの利益は史上最高の5兆円越え。
私もプリウスに乗っていますが、
1回ガソリンを満タンにすれば1000kmは走ります。
資源高の現在、本当に助かってます。
円安、資源高の時代
当分この傾向は続くのではないでしょうか?
価格以上の満足感をどれだけ目に見える形で
お客様に感じていただけるようにするか?
価格と満足感のギャップを
どうやって大きくするか。
これを意識していくことが
大切だと思いました。
では、また。