豊橋が誇る飲食大手「物語コーポレーション」が過去最高益を更新中。
株価も2008年3月26日: ジャスダック市場に上場した際の初値は1,797円
1,797円➡3,350円と株価もしっかりと上げています。
焼肉キングは、私もよく家族で利用させてもらってますが、
予約しないと待ち時間が大変なことになります。
いつ行ってもよくお客さんが入っています。
そんな好調を維持している企業なのに
毎年同じことを続けていてはいけないと
危機感を持ち続けています。
グランドメニューのメインターゲットは30~40代のファミリー層で
将来のメインターゲット層になる10~20代の客層にどうリーチしていくか。
今の過去最高益を作っているのは過去の努力の結果であり、
未来の売り上げを作るには、今現在どんな努力をしているかで決まります。
売り上げが落ちてから努力していては、
遅いんですよね。
物語コーポレーションの戦略から
そんなことを学べます。
やはり、まずは認知。
焼肉キングを普段利用してない10~20代に
面白くておいしいお店だと認知してもらわないと始まらない。
若い世代に話題にしてもらえる工夫をしています。
それが、期間限定フェア。
期間限定フェアのメニューはセカンドターゲットの10~20代で、
これから親になり得る人たち向けというように明確な目的がある。
春期間限定の「CAMPフェア」を見てみると、
インスタント焼きそば「ペヤング」という面白いメニューが入っています。
ペヤング焼きそばに
『好きなものを入れてアレンジして楽しんでもらう』
ことを狙ったメニュー。
実際、今年の春に家族で焼肉キングに訪れた時に、
周りのテーブルでペヤング焼きそばを皆食べてました(笑)
皆面白がって食べてましたね。
狙い通りだと思います。
焼肉きんぐ公式Xでは、
ペヤングを焼肉きんぐのメニューでアレンジした様子をポストする
「#きんぐでペヤング」キャンペーンを実施して
ユーザーがポジティブに楽しんでいる様子をリポストしています。
このように、若い世代は、
面白いと思ったことはXなどで自然と拡散してくれます。
各アカウントをフォローしている同じ世代の友だちにも
こうやって認知され、認知度向上と来店促進につながります。
このように、期間限定フェアは単なる売り上げ拡大を狙うのではなく、
しっかりとターゲットと目的を決めて、新たな顧客開拓に繋がる狙いをもって、
実行するのが大切だと学びました。
では、また。