2024年7月 気になる動き≫「ビジネスモデルの再構築」

もうすぐ土用の丑の日。
2024年は、7/24と8/5が「土用の丑の日」だそうです。

「土用の丑の日」に
なぜ鰻を食べるのかはコチラの記事を参考に^^

私は鰻が大好きで、丼物の中では一番好きです(笑)

好きなんですが、気軽に食べれるような食べ物ではありません。

鰻と言えば高級品ですから。

でも、今もの凄い勢いで店舗数が増えている業態があります。

それが、なんと鰻屋さん😲

「鰻の成瀬」というお店が全国に広がっています。

公式サイトはコチラ

うな重の梅が1,600円!
梅でこのサイズのようです。

これは安い!

うな重は、大体3,000円くらいはするので、
約半額です。

豊橋にも店舗が出来てました。

豊橋店の情報はコチラ

鰻をリーズナブルに食べれるとあって
やはり人気のようです。

鰻屋さんは、立地に関係なく集客ができる業態だと思います。

実際、「炭焼うなぎ 加茂」という鰻屋さんは、
決して良い立地ではないですが、
オープン前から予約の受付をしないと
待ち時間が大変なことになるくらいお客さんが来ます。

「炭焼うなぎ 加茂」の情報はコチラ

この日本人が大好きな鰻を
リーズナブルに食べれるビジネスモデルを完成させたのが
「鰻の成瀬」です。

安く提供できる仕組みは、
仕入れと職人要らずの調理法の確立。

仕入れは、中国の養鰻場から安定かつ安価で。
脂の乗った大き目のウナギを仕入れることで
ウナギ1匹からより多くの可食部を得ているそうです。

調理法は、アルバイトでもできように
蒲焼きに加工されたウナギを独自開発のウナギ焼き機でボタンひとつで完成。

これなら安くできるはずです。

調理方法を機械化することで、
価格破壊を起こしています。

鰻屋さんの業態は、
客単価5,000円前後の高級店と
ワンコインでうな丼を提供するチェーン店ばかりで、
2,500円くらいの中間ゾーンが空いていた状態で、
そこを狙って作り上げたビジネスモデルです。

バイトだけでも回せるので、
店舗運営にかかる固定費を抑え、
居抜き物件を推奨することで
安い価格でも利益が出るように設定。

鰻屋さんは、多少立地が悪くても
集客力がある特長を活かしています。

物価が上がり続けている中で、
鰻が安く食べられるとあって、
利用客が増えているビジネスモデルです。

仕入れコスト・人件費・光熱費など様々なコストが上がり、
店舗の運営コストは上がり続けています。

だからと言って、簡単に値上げができるような状態に
日本はなっていません。

個人もまた実質賃金が減り続けている中で、
値上げの上限圧力は目に見えない形で存在しています。

運営コストを下げれるような
ビジネスモデルの転換も求められている時代、
当たり前になっていることを見直して、
様々な角度からビジネスモデルを
作り直す必要性が迫らせれていると感じます。

会社の中で当たり前になってしまっていることを
見直す良い機会かもしれません。

では、また。

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