永峯です!
ホームページを更新していく中で
『あれ?更新したのにページが変わってない!?』
なんてことありませんか?
そういう時は
『キャッシュ』
が原因であることが多いです
キャッシュとは、一度見たWebページの情報を
ブラウザに一時的に保存しておく仕組みのことです
キャッシュがあることによって、一度見たページの表示速度が上がります
通常、Webページを表示する際には、画像・テキストの情報など
さまざまなデータをその都度ダウンロードしていくため
ある程度時間がかかってしまいます
しかし、端末にキャッシュが保存されていれば
ダウンロードせずに済むので、早く表示されるというわけです
「Cookie」もよく耳にすると思います
Cookieは、Webページを訪問したユーザーの情報を保存する仕組みです
ID・パスワードの記憶や、自動ログインなどは
この「Cookie」の影響により行われています
Webページ内での入力や操作の内容を記録するということですね
★メリット
● ページを再表示する際の読み込みが早くなる
パソコン・スマホに保存された情報を読み取るため、ページを表示する速度が速くなります
● 各ブラウザで勝手に保存してくれる
キャッシュは、各ブラウザで勝手に保存されていきます
● 通信量の節約が可能
スマホなどの契約では通信量に応じて料金が加算されるため、通信量が減ることは利用者にとって大きなメリットです
★デメリット
● 古い内容が表示される場合がある
キャッシュが保存されたWebページを表示する場合、Webページから新しくデータをダウンロードすることを省略してしまうため、内容が変わっていた際にも古い内容がそのまま表示されてしまうことがあります
これを避けるための対策には
キャッシュを用いない再読み込み機能
「スーパーリロード」
を使用し再読み込みをするか、キャッシュをクリア(削除)する必要があります
スーパーリロードはパソコンでしか使うことができないので
スマホの場合はキャッシュのクリアが必要です
スーパーリロードのやり方は以下の通りです。
● Windowsの場合:【Ctrlキー】+【F5キー】
● Macの場合:【Commandキー】+【Rキー】
● MacでFireFox・Safariの場合:【Commandキー】+【Shiftキー】+【Rキー】
● キャッシュが貯まりすぎると動作が遅くなることがある
キャッシュそのものの容量が大きくなると、余計な負荷がかかり端末が固まったり、重くなったりすることがあります
また、特にスマホの場合は容量を圧迫してしまい、必要なデータを保存できないということも起こり得ます
これらを避けるためには、各ブラウザのキャッシュの保存容量に上限を設定するか、クリアする必要があります
キャッシュの仕組みやポイントについてまとめると、以下のようになります。
● キャッシュとは「Webページの情報を、ブラウザに一時的に保存しておく」仕組み
● キャッシュの保存により、一度見たWebページの表示が速くなる
● 古い内容のページが表示されたり、端末が重くなったりするデメリットもある
● キャッシュを溜めすぎないために定期的なクリアが必要
非常に便利な仕組みですが、デメリットもあるため、定期的にクリアをして快適な動作ができるように保ちましょう。