永峯です!
前回は「ターゲット設定とペルソナ設計」についてご紹介しました。
【2025年7月版】ターゲット設定とペルソナの考え方
今回はさらに一歩進んで、マーケティング戦略を考える上で欠かせない
「STP分析」を取り上げます。

「STP分析」とは、マーケティングの基本フレームワークのひとつで、次の3つの頭文字を取ったものです。
S:Segmentation(セグメンテーション)
→市場をいくつかのグループに分けること
T:Targeting(ターゲティング)
→その中から「狙うべき市場」を選ぶこと
P:Positioning(ポジショニング)
→選んだ市場の中で、自社をどう見せるかを決めること
つまり「市場を分けて(S)、狙う場所を決め(T)、自社の立ち位置を明確にする(P)」の流れです。

中小企業の場合、大手のように「すべての人に届ける」ことは難しいですよね。
だからこそ 「戦う場所を絞る」ことが勝ち筋になります。
S:市場を分けることで、見えなかったニーズが見えてくる
T:狙う市場を選ぶことで、無駄な広告や営業を減らせる
P:立ち位置を決めることで、差別化しやすくなる
例えば、ある街にパン屋さんがあったとします。
S(分ける)
朝食需要・子育て世帯・高級志向・健康志向などに分ける
T(選ぶ)
「健康志向の40代女性」をターゲットにする
P(立ち位置を決める)
「無添加・低糖質パン専門。健康を気にする方に選ばれるパン屋」
こうすることで、ただ「おいしいパン屋」ではなく、
「自分に合ったパン屋だ」と感じてもらえるようになります。

●STP分析は「市場を分ける → 狙う → 立ち位置を決める」という流れ
●中小企業こそ「誰でもOK」ではなく「ここに集中」で成果が出やすい
●「差別化」は大げさでなくてもいい。顧客が“選ぶ理由”を示すことが大切
STP分析を意識することで、マーケティング施策は
「当てずっぽう」から「狙い撃ち」へと変わります。
まずは小さくてもいいので、
自社に合った市場を見つける一歩を踏み出してみましょう。



