言葉の探求≫「商品作りの前にすること」

前回は、比較が容易にできるようになった現代の環境では、
商品力でライバルと差別化できていないと始まらないお話をしました。

吉野家さんの現在のキャッチコピーの順番通りです。

「うまい、安い、早い」

①うまい=商品力
②安い=価格力
③早い=サービス力

「商品力」が一番で、
次に商品価値に対する値ごろ感。

この商品力なのにこの値段!?

という驚き。

そして、最後はサービス力の差。

スマホで簡単に比較ができてしまうため、
差別化は全てのカテゴリーで必要になってしまいました。

大変な時代ですが、
全てのカテゴリーで差別化できれば
強いビジネスが構築できます。

前回お話しした通り、
商品力の弱さは、
言葉だけではカバーできません。

商品が弱い場合、
マーケティングで何をやっても
売り上げは上がりません。

強い商品をまずは作らなければなりません。

しかし、強い商品って
どうやったら作れるのでしょうか?

一生懸命考えて
自分の中では「これは売れる」と思って始めたビジネス。

やってみたら全然売れない・・・

よくある話です。

もう一回商品を作り直すか・・・

でも最初の商品で予算がもうない・・・

とならないためにどうしたら良いか?

それは、まずお客様を見つけておくことです。

買ってくれる人を見つけてから
ビジネスモデルを考える。

この順番なら大外れする可能性は低くなります。

たった90日間でゼロから100万ドルのビジネスを作り上げる企画で
億万長者の起業家グレン・スターンズも話していました。

動画はコチラ

主人公のグレーンが言ってたことで6つのポイント
①商品・サービスより売り先(買い手)を確保しろ!(相手のニーズを見つけろ)
②相手に合わして交渉しろ!
③自分の長所と短所を見極めろ!
④雑用(小さな仕事)も大事な仕事!
⑤安く仕入れて高く売れ
⑥ゴミも必要な人には宝となる

まず、自分がビジネスをする商圏で買い手を見つけること。
次に買い手のニーズに合わせて商品を作る。

これなら大外れはしそうにないです^^

「自分がビジネスをする商圏で」
というのを忘れがちなので気を付けましょう。

東京で売れていても愛知では売れない。
名古屋で売れていても豊橋では売れない。

買い手を見つけても
その買い手の分析が必要です。

分析で見えた顧客層と同じ水準の顧客が
自分がビジネスをしようと思っている地域だと
何人くらい暮らしているのか?

この人数が市場規模なので
ターゲット人口があまりに少ないようであれば
商品力があっても売れません。

買ってくれる人が存在していないからです。

商品を作る前にこの辺りを整理しておくと
ビジネスがうまくいく確率が高まりますね。

では、また。

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